大阪モーツァルトアンサンブル 武本 浩
モーツァルトは、1776年9月4日、マルティーニ神父に送った手紙の中で、「私どもの教会音楽はイタリアのそれとは大いに異なっているばかりか、いっそうそれがつよまり、キリエ、グローリア、クレード、ソナータ・アレピストラ、オッフェルトリオ、あるいはモテット、サンクトゥス、それにアニュス・デイのすべてを含むミサ、さらにもっとも荘厳なミサですら、大司教御自身がじきじきに取り行いますときには、一番長くてさえ45分以上にわたって続いてはならないのです。この種の作曲には特別な勉強が必要であります。それにあらゆる楽器――軍隊用トランペット、ティンパニ等を伴ったミサ曲であることが要求されます。」と述べている。 (さらに…)
亀岡混声合唱団第16回定期演奏会
日時:2005年11月27日(日) 開演午後2時
会場:ガレリアかめおか 響ホール
曲目:
解説:
「聖三位一体の祝日のミサKV167 におけるトランペットパートについての考察」武本浩
朝からドームでミサです。
曲はモーツァルトのミサ・ブレビス変ロ長調。
モーツァルトがこの教会のために書いた曲で、指揮・合唱・オルガンはドーム専属の方たちでした。司祭の進行でミサが進みます。 終了後ミサに集まった人たちが帰る間にオルガニストのソロがありましたが、これがものすごくかっこいい。白髪のいい年のおじいさんだったんですが、演奏が進むに連れて顔が真っ赤になってきて、このままいってしまうんじゃないかと思いました。 (さらに…)